定年後に仕事を続けるメリットとは

定年は、仕事に対する分岐点です。そして定年後も働くか、仕事を辞めてのんびり過ごすかによって、定年後の生活も大きく変化します。定年後に仕事を続けるにも、同じ職場や職種で働き続けるのか、違う職種で働くかによっても生活に変化をおよぼします。ただ、どちらも定年後に働くことでメリットになることがあります。

何より収入が年金だけでは無いのは、生活面でも安心できて余裕な暮らしができます。さらに、社会とのつながりを持ち続けられるのと、仕事の内容によっては社会の役に立っているという実感も生まれます。生活にもメリハリができ、健康的な生活リズムをつくり出せます。働くことで、自分の居場所を作れて生きがいを感じられ、やりがいや充実感を得られるのは大きなメリットです。同じ職場で継続して働く場合は、慣れた職場であるのと、休職期間を挟むことなくスムーズに働き続けられるメリットがあります。

ただ、定年前と同じような待遇は期待できないので、気持ちの切り替えは必要です。定年後に働く場合は雇用形態に変化があることが多く、ギャップにストレスを感じる人も少なくは無いです。しかし、定年は事前に分っていることなので、前もった心の準備も大切です。年齢を重ねることで、できる仕事にも制限がかかってきます。健康上の問題など、同じように働き続けるのではなく、変化に対応しつつ働き方を変えていくという気持ちの持ち方で、前向きにとらえて働けると、長く無理なく働くことができるでしょう。